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子どもを摂食障害にしてしまう両親の特徴5つ(+1)とは?

子どもを摂食障害にしてしまう両親の特徴5つ(+1)とは?

 

ここでは、摂食障害になりやすい人の両親の特徴について説明しています。

よく、摂食障害には家族との関係が鍵になる、といわれていますが、具体的にどのような関係だと、子供が摂食障害になりやすいのでしょうか。

ここでは

 

 ◯摂食障害って親と関係ありそうだけど、うちの両親にも当てはまるの?

 ◯関係あるとしても、いまさら改善して摂食障害が良くなるの?

 

などの説明をしていきましょう。

 

親子関係の特徴を知ることで、

 

 ◯あなたの摂食障害を客観的に見ることが出来るようになります。

 ◯摂食障害はあなたのせいではないことを理解し、改善に向かって一歩進めるようになります。

 

ぜひ参考にしてくださいね。

 

こちらの記事も参考に〉〉摂食障害の克服は【夫婦間!親子間!など家族との間のストレスが鍵!!】

 

 

1・摂食障害は両親、特に母親が原因なの?

 

子供の性格や人格に与える、両親、特に母親の影響は、かなり大きいと言われています。

母親は父親に比べて、妊娠中や出生時から肌のふれあいが格段に多いですし、時間的にも精神的にも繋がりが大きいといえます。

また、今の様に便利ではない時代は、赤ちゃんにとっては母親の存在自体が死活問題(授乳など)もあり、とにかく子供はお母さんが大好きです。

 

なので、子供は母親の行動や言動に過敏に反応します。本来の自分を抑え込んでまで、母親からの期待やレッテルに懸命に応えようと、努力してしまうのです。

 

その結果、本当の自分と演じている自分との間に大きな溝ができ、それが大きくなるにつれ強いストレスとなって摂食障害に走ってしまいやすい、とはいえるでしょう。

しかし、、、

 

両親やお母さんだけが原因ではない

とはいえ、はっきりしておかなければいけないことは、摂食障害の原因の多くが「両親や母親」であったとしても、「完全に両親や母親が悪いわけではない」ということです。

 

女性は子供を産んだ瞬間から「母親」になりますが、決して母親のプロではありません。

いくら育児書を沢山読んでも、何人もの子供を産んだとしても、子供にはそれぞれ個性がありますし、母親自体が精神的に大人になり切れていない場合もありますから。

 

もちろん父親や祖父母、さらには環境が原因となる場合も多く、また、子供の勝手な「思い込み」の場合もあります。

両親や周りのちょっとした行動を過大に受け取り、「嫌われている」などと思い込んで、自分で傷つく場合だってあるんです。

 

これを理解しないと、いつまでたっても両親、特に母親への恨みが消えず、呪縛から逃れることができなくなりますからご注意を!

 

2・摂食障害の原因となる両親の特徴とは

 

今から上げる特徴は、人によって感じ方も受け取り方も変わりますが、客観的に「こういう関係だったかも」と捕らえて、今からの関係や状態を改善するための知識として受け取っていただけたらと思います。

 

支配する両親

一般的に支配とは「一方が自分の意思や命令で相手の行為・言動を規定し束縛すること」。

家族間では、子供が離れようとするのを、行動や言葉によって押さえつけようとするケースで、実は、そういった行為が「愛情」だと思い込んでいる親もいます

 

しかし、子供は「何をやっても無理だ」という諦めに近い感情が常にあり、自己肯定感が低くなってしまいます。

 

管理する両親

子供をスケジュール通りに行動させようとするケースです。

日常の生活なら、「学校から帰って、何分までに宿題をして、何時からお稽古に行って、帰ってから夕飯、何時から勉強、、、」などとこと細かく子供の行動を決めていたり、一週間ビッシリと塾やお稽古を詰め込んだりします。

 

このタイプも、実は「子どものため」「将来のため」と思い込んでいる事が多いのですが、親の方も「安心」したいという気持ちが強かったりもします。

 

生真面目な子供の場合は、少々無理をしてでも親に付き合ってしまいますし、本来冒険好きな子供の場合は窮屈で仕方なく、「自分のやりたいことはどうせ出来ない」という信念が生まれてしまいます。

 

 

過保護な両親

必要以上に子供を甘やかしたり、子供がやろうとしていることの先回りをして助けたり、社会人として巣立つ子供の足を引っ張るケースもあります。

ひどくなると、子供の友達や教師との関係さえ気になって、必死に子供を「護ろう」とします。

 

過保護は、支配や管理とは違い、子供の自信や自己愛が過剰になり、我儘が抑えきれなくなる可能性もあります。人間関係をうまく築けなかったり、一般的な社会生活が苦しくなる人に育つこともあるでしょう。

 

過干渉な両親

過保護も過干渉も、子供に必要以上にかまってしまう行為ですが、子供の言動や行動を「甘やかしすぎる」か「親に従わせようとしすぎる」かの違いになります。

過干渉の場合は自分の意思や意見を否定ばかりされるので、自信や気力の無い状態になってしまいがちです。

 

押し付ける両親

このタイプは、「女の子なんだから」「お姉ちゃんなんだから」「子供なんだから」と、親の価値観を子どもに押し付けます。両親は良かれと思っていますが、子供は親の価値観を無視することはできません。

 

子どもは自分の価値観を形成することなく、両親の価値観で生きるようになってしまい、物事を「判断」することが苦手になってしまいます。

また、逆に反抗心を募らせて、大きくなっても社会生活が苦しくなる子どももいます。

 

弱い両親

上記では、いかにも「強い両親や母親」が子どもを押さえつけている印象でしたが、正反対である「弱い親」が原因となるケースもあります。 子ども離れができない親に多いのですが、「あなたがいないと私はどうなっちゃうの」と甘えたり、子供を精神的に囲い込んだりします。

 

親と離れることに罪悪感を持った子供は親と共依存となって、社会的にも孤立する可能性もあります。

 

 

3・今からでも関係を変えることはできるの?

 

 

子供が摂食障害になってしまいがちな両親の特徴を6つ挙げましたが、いかがでしたでしょうか?

もしかしたら、ひとつだけではなく、いくつも当てはまる場合もあるかもしれません。しかし、最初にもいいましたが、「必ずしも両親が悪い」わけではなく、そういう育て方しか知らなかった場合や、両親も同じように育てられた場合も多い、または子供の頃の勘違いもある、ということは理解しましょう

 

大切なのは、上記のいずれのパターンであったとしても、あなたの摂食障害は治る、ということなのです。

 

まずは、両親とじっくりと本音で話してみましょう。「こんなことをいわれて苦しかった」とか「もう、私は大人なので見守るだけにしてほしい」など、言葉に出してみましょう。

 

両親との関係が苦しくて不安な人もいるでしょう。

両親の存在自体が恐怖であったり、逆に傷つけたくないと何も言えない人もいるかもしれません

 

しかし、あなたの「意思」を示すことは、自己肯定感をあげ、自信を取り戻すきっかけになります。100%分かり合えることは出来ないかもしれませんが、両親との関係を良い方向へ変えるための、そして摂食障害克服のための第一歩にもなるのです。

 

大切なのは、両親との関係が変わらなくてもいいということです。自分ではなく人を変えるということはとてもむずかしいことです。

しかし、心の中にいる親のイメージを変容させることによって、内面に感じている親との関係を修復することができます。結果、摂食障害を治すことができるようになるのです。

 

カウンセリングでは、ヒプノセラピーやコアトランスフォーメーションなどのイメージ療法や、ストレスクリアという心理メソッドを使って行うことも出来ます。

自分では無理だと思う場合は、サポートしてもらうと安心して行うことが出来ます。

 

 

この記事も参考に〉〉摂食障害は母親が原因なのか?

前の記事〉〉【摂食障害】インナーチャイルドを癒すとあなたに訪れる変化とは?

 

 

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