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糖質制限ダイエットがなぜ摂食障害を引き起こすのか

糖質制限ダイエットがなぜ摂食障害を引き起こすのか

(執筆:YOKO .N  監修:SINBI代表カウンセラー 福山 裕康)

 

最近、糖質制限ダイエット(低炭水化物ダイエット)が流行っていますよね。

 

糖質制限は、たしかに肥満や糖尿病の治療法として有効であり、適切に行えばダイエット効果はあります

 

しかし、糖質制限ダイエットが引き金となって、過食や拒食の「摂食障害」になることがあるってご存知でしょうか。

 

この記事では、糖質制限ダイエットによって摂食障害になりやすい人とはどんな人か、では、どのようにダイエットを行えばいいのかを解説していきます。


こちらの記事も参考に〉〉【摂食障害】体と心を整える食事「まごわやさしい」を簡単に摂る方法

 

「糖質の我慢」と「心の我慢」の関係


この章では、まず摂食障害になりやすい人の特徴から見ていき、なぜ糖質制限ダイエットが摂食障害のきっかけとなってしまうのかを説明します。

過食になりやすい人はいっぱい我慢をしている

過食になりやすい人の特徴の一つに、「我慢を普段からいっぱいしている」というのがあります。

 

どのような我慢かというと

 

・人に甘えられない

・人に頼れない

・自分の本音を出せない

・弱音を見せられない

というようなものです。

 

このような性格は、小さいころに大人に甘えることができなかったり、いい子でいようと無理を重ねた結果、大人になっても自分の感情をおさえ、我慢ばかりしてしまう人が多く、自分でも気が付かない場合もあります

 

このような性格は、常に人の顔色を伺う生活となり、非常にストレスがたまります。

その結果、心が張り裂けそうなくらいにパンパンになっているのです

そんな繊細な心の人が糖質制限ダイエットを行うとどうなるのでしょう。

 

糖質制限とは糖質を「我慢」すること

糖質制限は糖質を「我慢」することになります。

 

糖質を制限するのですから、このダイエットを行う方は甘いものが好きな人が多いでしょう。
糖質の摂取は、短期的にですがストレスの解消となり、心の「ご褒美」にもなっていたはずです。

 

それが、糖質制限ダイエットを行うことで、日常生活の「我慢」と、糖質摂取の「我慢」が重なり、過剰なストレスとなって爆発してしまうのです。

 

それがきっかけとなって、食べることをやめられなくなったり、過食嘔吐を繰り返すなどの「摂食障害」行動を引き起こすわけです。

 

では、摂食障害を引き起こさないダイエットをするにはどうしたらいいのでしょうか。

摂食障害にならないダイエットをするには


摂食障害にならないダイエット、つまり、我慢をしないダイエットは、はっきりいって「ありません」。

通常、ダイエットは、ある程度今の食生活や行動を変化させるものなので、やはり少しは「我慢」、または「制限」が必要です

食生活を変えたくなければ、代替品を用意する、または運動をする、健康的な生活をするなどをしなければいけません。

 

しかし、日常生活の「我慢」や「ストレス」が軽くなったらどうでしょうか。

心に余裕が生まれれば、多少のダイエットの我慢も爆発することなく、続けることがさほど苦痛ではなくなります



まずは心のクセを直していこう

 

「我慢」を重ねている人は、ダイエットの前に、まずは心のクセを直していきいましょう

もちろん、我慢のクセは小さい頃の体験が原因となる場合が多いので、すぐに変化することは難しいかもしれません。



しかし、「私は今、我慢しているんだ」と自覚するだけでも、大きく前進することができます



たとえば、人の意見を押し付けられそうになったとき、いつもならすぐに相手に同意するところを、

 

「私はいまどう思っているのか」

「何を感じているのか」

「本当はどうしたいのか」

 

と意識してきましょう。

本当に自分の意見をいうと「関係が壊れるのか」、「大変なことになるのか」、「嫌われるのか」などを考えていくと、意見を言うのは意外と簡単だったりします。

 

そして、自分の欲求に素直に従うことを意識すると、思考パターンが変わり、ストレスを受けにくい体質に変化していきます。

 

その結果、ダイエットの「我慢」に負けないようになり、過食などの騒動を抑えることも可能になります。

 

どうしても我慢をしてしまう人は



それでも、長年我慢を重ねてきた人は、我慢が習慣やクセとなって変えることができない場合もあるでしょう。

 

もしかしたら、子供の頃の心の傷が深すぎて、自分だけではケアできないのかもしれません

 

そういう場合は、カウンセリングなどを受けて、まずは心の傷を癒すことからはじめてみましょう。

心のケアをしていくうちに、自然と過食が収まるケースもあります

 

まとめ

糖質制限ダイエットのように、何かを「我慢」するような行動は、ふだんから我慢をしている人にとっては辛いものです。

 

ダイエットを始めてから摂食障害などの症状がでた人は、普段から我慢を重ねていたり、ストレスを溜め込んでいないか、自分自身を振り返ってみましょう。

 

まずは、自分自身を癒すことがダイエットよりも先なのです。




こちらの記事も参考に>>睡眠と食事の深い関係!「快眠」を作る食べ物とは

 

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