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【摂食障害】過食衝動を抑える!「ネガティブ思考」をやめる方法

【摂食障害】過食衝動を抑える!「ネガティブ思考」をやめる方法

(執筆:YOKO .N  監修:SINBI代表カウンセラー 福山 裕康)

 

過食症になりやすい人は、比較的ネガティブに物事を捉えがちな人が多いようです。

 

ちょっとした言動や物事を重く(ネガティブに)受け止めすぎて、やがて大きなストレスとなり、過食の引き金となってしまいます。

 

しかし、ちょっとしたポイントを知れば、ネガティブな感情の影響を最小限にして、過食衝動を抑えることができます。

 

そこで、このコラムでは、ネガティブな感情とうまく付き合うポイントをご紹介します。

 

1.ネガティブは悪いことではない

 

 

まず、「ネガティブ」な性格は、そもそも悪いことではない、ということを知っておきましょう。

 

1-1.ネガティブは人間にとって重要な性格

ネガティブ思考な人は、「慎重」「思慮深い」傾向が強く、「リスクを見極める」能力が高く、「危険を回避」しやすいなど、人間が生きるための極めて重要な性格であるといえるでしょう。

一般的には、性格が「後ろ向き」「悲観的」で、「否定的」「消極的」「暗い」イメージがあるので、マイナスに思われがちです。

 

現代では、ポジティブな人が脚光を浴びやすいのですが、決して悪いことではありません。

 

1-2.誰もが2面性を持っている

 

そもそも、人を「ネガティブな人」「ポジティブな人」と完全に分けることはできません。

 

誰もが2つの要素を持っており、人前では一見「明るくてポジティブ」だけど、一人や心を許せる人の前だと、ネガティブに陥る人も沢山います。

 

ただし、ネガティブとポジティブの比率は人によって異なり、ネガティブに考えやすい人がいるのは確かです。

 

1-3.ネガティブ志向は特に日本人に多い性格

 

日本人は、遺伝子的に「不安」や「恐怖」など、ネガティブな感情が発生しやすい民族であることが、DNAの研究などから判明しています。

 

予期せぬ自然災害が多い国土では、気楽に生きるよりも、「もしかしたら」と心配しながら生きるほうが、生存率が高くなるためともいわれています。

 

ネガティブ思考は、本人の問題ではなく、DNAによる影響だと思えば、少し気が楽になりますよね。

 

とはいえ、さほど心配せずに生きられる現代日本では、ネガティブ思考は単に「精神的なストレス」となって、神経をすり減らしてしまいます。

 

2.ネガティブに考えそうになる時は



前の章でもお伝えした通り、「ネガティブ」な感情は誰にでもあり、うまく付き合えば気にすることはありません。

 

ところが、ネガティブ思考が強い人は、ちょっとした言動や物事を、不安や心配事に捉えてしまいます。やがて、大きなストレスとなり、過食への衝動となる危険性が高くなってしまうのです。

 

また、ポジティブ思考を多用したほうが幸福度も上がるので、できればネガティブ思考を少なくしていきたいものです。

 

2-1.ネガティブ思考を小さくする方法

 

ネガティブ思考を小さくする方法はいくつかあります。

 

・ネガティブな物事をポジティブに変換してみる

・日頃から自分を褒めるなどして自己肯定感を上げる

・ポジティブな人の行動や思考を真似てみる

 

これらを日々実践していくことで、少しずつ思考がポジティブになっていくでしょう。

 

2-2.まずは「私だったら」を考えない

 

さらに、思考グセを治すために、まずは「私だったら」という考え方をやめることも大切です。

 

繊細な人は、相手の気持ちや考えを尊重しがちです。相手の考えの先回りをして、あれこれサポートしたくなることもあるでしょう。

 

「私だったら、こうしてもらうと嬉しい。」

「私だったら、こう考えるだろう。」

 

こういう考えは、日本人特有の「空気を読む」とか「おもてなし」などに繋がります。

 

気を回しすぎることがネガティブに繋がる

 

しかし、「相手」に気を回しすぎることが、ネガティブに繋がることも多いのです。

 

特に、自分が考える様な行動を、相手が「しなかった」場合などです。

たとえば、

 

・自分だったら敬語を使うのに

・自分だったらもっと丁寧に扱うのに

・自分だったらもっとさり気なくサポートするのに

 

など、繊細な自分を基準に、相手を判断してしまいがちになります。ついには

 

「自分は大切にされない存在だから〇〇されないんだ」

 

など、勝手に傷ついたり、心配したり、腹が立ったりと感情が激しく揺れ動いてしまうのです。

 

自分だったらを考えるのをやめてみる

 

まずは、普段の思考から、「自分だったら」という考えをやめてみましょう。

 

一方的な思い込みではなく、客観的に行動や言葉を判断するようにしてみましょう。

 

考え方が軽くなり、相手の行動に左右されにくくなります。ネガティブな考えの影響も最小限に抑えることができます。

 

これが、ストレスを軽減し、過食衝動もなくすことに繋がるのです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

ネガティブ思考は、危険を回避するためにはとても重要なスキルです。

 

しかし、繊細な人はネガティブ思考に振り回されやすく、不安やストレスをためて過食に陥ることもあります。

 

そのためには、

・ネガティブな物事をポジティブに変換してみる

・日頃から自分を褒めるなどして自己肯定感を上げる

・ポジティブな人の行動や思考を真似てみる

 

などを実践するとともに「自分だったら」という考え方をやめてみることをおすすめします。

 

ネガティブからの脱却の参考になれば幸いです。



こちらの記事も参考に>【摂食障害】幸福度を上げると過食が抑えられる?|上げる方法も解説

 


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