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過食やダイエットへの効果は?下剤の種類と問題点を解説!

過食やダイエットへの効果は?下剤の種類と問題点を解説!

過食に使う下剤の種類効果

ダイエット中に食べ過ぎてしまったり、過食をして不安になり、急いで下剤や便秘薬を使ってしまう人は結構いるのではないでしょうか?

そもそも、ダイエットや過食を繰り返していると、胃腸の働きが弱まって「便秘」になりやすくなってしまいます。

そういうことから、下剤や便秘薬を常に使用し続けている方もいるでしょう。

 

下剤を使うと、確かにスッキリした気になるし、食べ過ぎを「無かったこと」に出来るような気がしますが、そもそも下剤を沢山使用しても身体に問題はないのでしょうか?

そこで、下剤や便秘薬について、種類やその効果について調べてみましたので、是非参考にしてくださいね。

 

ダイエットになる!?下剤や便秘薬の種類と問題点

 

下剤や便秘薬は意外と種類があります。薬を選ぶ時は、有名な物や金額へ目がいきがちです。ですが、購入前に成分表を確認して、まずは「やさしい」効き目のものから試すようにしましょう。

 

下剤や便秘薬には大きく分けて2つの種類があります。1つは大腸の水分吸収を抑制することで、便の水分を多くして軟らかく、排出しやすくする「非刺激性下剤」と呼ばれるタイプです。もう1つは「刺激性下剤」と呼ばれ、大腸の「ぜんどう運動」を高めることで便の移動を促進されるタイプです。

 

非刺激性下剤

副作用が少なく、薬の効き方は他に比べてマイルドなことから「クセ」になりにくいといわれています。

塩類下剤 

■酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム

多量の水と一緒に服用することで腸内の浸透圧が高まり、腸液の分泌が高まります。水分で便が軟らかくなるので、排便しやすくなります。病院などでは「塩類下剤」と言われるこのタイプを処方されることが多いでしょう。

 

膨張性下剤 

■食物繊維・寒天・プランタゴ・オバタ・カルボキシルメチルセルロース

腸のなかで便を膨張させてその刺激で排便を促します。沢山の水と摂ることで便も軟らかくなり、排便しやすくなりますが、胃の中でも膨れるのでお腹に違和感があることも

 

湿潤性下剤 

■DSS(ジオクチルソジウムスルホサクシネート)

界面活性作用によって便の中に水分が入りやすくなり、便を柔らかくします。副作用がなく、クセにもなりにくいというのですが、作用が弱いので膨張性の下剤が一緒に配合されている場合が多くなります。

 

どうしようもない便秘にはもちろん下剤を使った方がいいけど、、、

刺激性下剤

このタイプの下剤は、小腸、大腸の神経を直接刺激し腸管のぜんどう運動を高めます。また、腸管内の水分量と電解質を増やす働きがあります。ただし、常用化するうちに効果が出にくくなり、過剰に摂取する危険性もあります。さらに、大量に服用することで腸に炎症が起きることもあるので、特に出産予定のある方は注意が必要です。

 

■フェノールフタレイン系:フェノバリン・ラキソナリン

大腸を刺激しぜんどう運動を高めて便意を施しますが、体質によっては発疹が出る場合もあるので様子を見ながら服用しましょう。

 

■ジフェニルメタン系:ビサコジル・ピコスルファートナトリウム

腸内の細菌がもつ酵素によって分解された物質が大腸のぜんどう運動を高めます。さらに便に水分を入りやすくすることで便を柔らかくして排便をしやすくします。

 

■アントラキノン系:ダイオウ・アロエ・センノシド、センナ、ダイオウ末

薬としては直接作用せず、まずは腸内細菌によって分解されたアントラキノンが、大腸や腸管壁の神経を刺激することによってぜんどう運動を高めます。ただし、長期間使用を続けると大腸にメラニン色素が沈着する可能性があります。

 

浣腸 

即効性があり、便秘による体調不良がひどい時には頼りになります。しかし、間違った浣腸による直腸破傷のリスクもあるので、慎重に使用することをお勧めします。

■グリセリン

肛門から直接薬液を注入して刺激をあたえます。グリセリンが直腸内に入ると脳管内の水分を吸収することによって、腸のぜんどう運動を高めます。また、グリセリンには潤滑性をよくする作用もあるので便が出やすくなります。

 

座薬 

即効性があり、使いすぎると直腸の粘膜がマヒを起こしてしまいます。本当にひどい時に使用するようにします。

■炭酸水素ナトリウム、無水リン酸二水素ナトリウム

腸内で炭酸ガスを発生し、その刺激で腸のぜんどう運動を高めることにより排便を促進します。他の薬剤に比べてお腹が痛くなりにくい特徴があります。

 

下剤って便が移動するスピードを速めるだけ

 

上記のように、結局、下剤の効果は、あくまで便が大腸を移動するスピードを速めることになります。下剤をいくら使っても、過食が「無かったこと」になるわけではありません。

 

その上、下剤によっては体調が悪くなったり、誤った使い方で身体を傷つけてしまう可能性もあります。さらに、下剤に頼りっきりになると、自分で排便する力がどんどん弱まってしまうことも!

 

過食をしても下剤に頼らないために

 

もちろん食物繊維を取った方がいいいけれど

 

下剤の性能の半分は「便の水分を多くして軟らかくする」ことです。過食を急に止めることは難しいかもしれませんが、せめて食べている時に「水」を大目に摂取するようにしましょう。清涼飲料水ではなくて「水」です。

 

過食が止められない場合でも、水と一緒に取ることで、胃の中が膨張してある程度の「満腹感」も得られる効果もあります。また、清涼飲料と違って、飲むことに「罪悪感」がありません。

 

そもそも、便秘になるのは単純に「食物繊維が足りない」だけではありません。

食事もそうですが、ストレスや気分の落ち込みなどの自律神経の乱れが原因となって、腸が正常に動かず、便が渋滞している場合も多いのです。

 

 

過食はあなたの心の叫びかも、、、

 

そもそも過食をしてしまうのは、あなたの心に何か大きなストレスやトラウマがあって、それから目をそらしたい!と思っているからかもしれません。

何かに依存すると、その痛みから一瞬でも逃れられるのですから。まずはあなたの心の声を聴いてみることから始めてみましょう。

 

 

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