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【摂食障害】自分を大切にすると過食が止まる理由

【摂食障害】自分を大切にすると過食が止まる理由

(執筆:YOKO .N  監修:SINBI代表カウンセラー 福山 裕康)

 

最近「自分を大切にしよう」という言葉をよく聞きます。

 

特に、過食などの摂食障害を抱えている人は、自分よりも他人を優先させる人が多く、そのために心に大きなストレスを抱えている人が少なくありません。

 

そういったストレスは過食を促進するので、摂食障害の人こそ「自分を大切」にする必要があります。

 

そこでこのコラムでは「自分を大切にする」やり方を、具体的にご紹介します。

 

1.自分を大切にするということ




そもそも「自分を大切にする」とは、「自分の行動に、自分が決定権をもつこと」です。人生を決めるのは、親や周りの人ではなく自分自身である状態です。

 

たとえば、あなたが選んだと思っている学校や会社は、本当にあなたが心から選びたかったところでしょうか。親に喜んでもらいたい、認められたいと思って選んでいませんか?

あなたが選ぶ洋服や髪型は、周りの人やパートナーが好むものではありませんか?

 

家庭でも、職場でも、自分の意見を抑えて他人の意見を優先していませんか?

 

自分でも意識していないまま、あなたの行動を他人が決定しているとしたら、「自分を大切にしている」とは言えません。

本来の自分の意志を無視しているからです。


 

2.自分を大切にすると起こること



自分を大切にすると、今までと違う世界が広がります。

どのようなことが起きるのでしょうか。

 

2-1.穏やかになり生きやすくなる

自分を大切にできるようになると、心が穏やかになり、生きやすくなります。

他人の意見や目を気にしなくなり、自分の心に素直になれるからです。

 

人の意見ばかりに従っている人は、ストレスだけではなく。実は自己嫌悪も生じています。

自己肯定感が高くなれば、気持ちにゆとりが生まれ、穏やかに生きられるのです。

 

2-2.人から大切にされる

自分を大切にできる人は、人からも大切にされます。

 

たまに人からお姫様のように扱われる人っていますよね。

そういう人は、自分をお姫様のように大切に扱っているのです。

だから、人から大切にされて「当然」。

 

自分を粗末に扱っている人は、他人からもそれなりの扱いをされてしまいます。

自分を大切にすれば、必ず人からも大切にされるのです。

 

2-3.ストレスが減り、過食衝動が抑えられる

自分を大切にできるようになると、ストレスが減り、過食衝動が抑えられるようになります。

 

自分の行動を他人に依存している状態は、とにかくストレスが溜まります。

人の顔色をみて行動を決めるので、決定やタイミングが遅くなります。

また、相手の態度次第で嬉しくなったり、「何か嫌われることをしたのかな」とくよくよ悩んだりしてしまいます。

 

自分で行動を決めるということは、もちろん責任も大きくなります。

しかし、成功しようと失敗しようと自分に迷惑がかかるだけなので、他人からの評価は関係なくなります。

 

外からのストレスが減るので、過食の衝動もだんだんと無くなっていくのです。


3.自分を大切にする3つの方法


では、どうすれば自分を大切にできるのでしょうか。

 

3-1.自分の気持ちを言葉にしてみる

まずは、何か行動を起こす時に、人の意見や顔色を見ずに自分の気持を言葉にしてみましょう。

 

自分を大切にできなかった人は、自分の心の声を聞くことが苦手になっています。

心の声を押し殺しているので、素直に言葉にすることが難しいかもしれません。

 

しかし、「私はどうしたいの?」と自分で問いかける癖を付けてみましょう。

「ありのままの自分」を探し出して、言葉にしてみます。

そして少しずつ、人に自分の意見が言えるように慣れていきましょう。

3-2.自分の長所を探してみる


自分を大切にできない人の特徴として、自分の欠点ばかりに目が行くことが多い傾向があります。

 

欠点だけの人間はいません。欠点ばかりに注目しているから、長所がわからなくなっているのです。

たとえば、「人見知り」が欠点だと思っているのなら、そこを長所として考えてみましょう。

「人の話をよく聞く」「人間観察が上手」「慎重」など、良い点がたくさん出てくるはずです。

 

短所は、実は長所であることが多いのです。

長所が増えると自分に自信を持つことができ、いっそう自分のことが大切にできるようになります。



3-3.「やりたくない」と言える強さを持つ

「NO!」、「やりたくない」と断る強さを持ちましょう。

今まで、人のために行動をしてきた人は、「やりたくない、なんていうと嫌われてしまうのでは」と思いがちですが、そんなことはありません。

 

あなたに何かを頼んできた人も、あなたが断れば他の人に頼むだけです。

また、あなたが何でも受け入れるから甘えが出ているのかもしれません。

 

しかし、心が「やりたくない」といっているのであれば、素直に従いましょう。

もちろん、心と身体に十分な余裕があれば、進んでお手伝いをすればいいのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
自分を大切にすることに罪悪感がある方もいらっしゃるでしょう。

しかし、過食の症状は「心」が悲鳴をあげている状態です。

 

自分を大切にし、素直になれば、ストレス耐性がつきます。

そうなれば、心が穏やかになって、人に対しても今以上に優しくなることができます。

ぜひ自分を大切にしてみてください。

 


こちらの記事も参考に>>【摂食障害は~すべき~であるべき!の常識から解放されれば・・・】

 

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