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過食症・拒食症の摂食障害の事例 (対人関係療法)

過食症・拒食症の摂食障害の事例 (対人関係療法)

25歳会社員の女性のケースで

過食嘔吐がほぼ毎日5年ほど続いていた。

療法は対人関係療法でカウンセリングを12回実施で終了。


主な摂食障害への誘因は家族との関係。

本人は真面目で我慢をしやすく、人への気遣いが人一倍ある良い子タイプ。

家族の中では母親に苦労が多くて、母親にとても気遣い、子どもの頃から

甘えらえず、我儘もほとんど言ったことがなかった。

そのようなもともとの性格と家庭環境の影響で周りにとても気を遣い

周りに合わせることが多く、本音が言えない、ノーが言えないということで

とても対人関係でストレスをためていました。

摂食障害の過食嘔吐の誘因のほとんどがこの言えないことを過食して吐きだしていたことが要因。

対処としては、本人はそこにほとんど気づいていなかったので、

まず、事実確認と気持ちの動き、それに伴う態度・行動を確認していきます。

そして、コミュニケーションのあり方の修正を一緒に図っていきました。

コミュニケーションの修正が図られるに従いストレスは軽減されて

過食嘔吐の回数は減っていき、

また、本人の気づきがとても多くあり、自分で修正も積極的に行っていったで、

比較的早く自信をつけて、一人でも回復していける目途は立ち終了となりました。 

このケースでは、一見職場のストレスがいちばんの要因のように見えましたが、

結局は母親との関係がいちばんのストレスとなっていました。

母親との問題が解決されたことにより回復への大きな自信へと繋がりました。

摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/

メンタルオフィスSINBI

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