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過食を伴わない拒食症の事例 (対人関係療法)

過食を伴わない拒食症の事例 (対人関係療法)

18歳 女性 高校生のケース

ダイエットをきっかけにカロリーコントロールを厳格にするようになり、



母親が心配し食べさせようとするが、吐きだしたり言うことは聞かず。
35㎏まで急激に体重が減少。体力がなくなり精神的にも不安定になる。

 
クライアントは母親との関係性が如実に出ており同じようなパターンが友人関係
でも出ていました。そこでまずは、自分のそのような性格やコミュニケーション
のパターンについて十分理解を深めていただきました。
対人関係療法でカウンセリングを重ねていきました。

それは、生真面目に完璧を目指しがちであること、普通の人よりも不安が強いこ
と、自分の本当の気持ちをなかなか人に伝えられずに周りに合わせがちであるこ
とや嫌なことを断ることがなかなかできない性格であることなどです。
そして、対人関係も十分にコントロールは可能であるということを理解していた
だきました。

そして、実際の直近のコミュニケーションパターンを具体的に挙げていただき
検討して、適切なコミュニケーションへと改善を図っていきました。
実際に自分の気持ちをちゃんと伝えたり、周りの人に理解してもらえることによ
って、もやもやした感情は薄らいでいき、周りに協力してもらいながら生活でき
るようになっていきました。

周りの協力を得られることによって、今までの一人で頑張ってきたパターンは少
なくなっていき、気持ちもとても楽になっていくに従って食事のコントロールの
必要性も薄らでいきました。

摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/

メンタルオフィスSINBI

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