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過食や拒食の人は、なぜダイエットを失敗しやすいのか

過食や拒食の人は、なぜダイエットを失敗しやすいのか

 

前回、過食や拒食になる人の多くが「痩せ」への依存があることをおはなししました。 

ダイエットの成功体験が、かえってストレスを引き起こし、過食や嘔吐発散へとつながる場合があります。 

痩せへの依存は、自分の本当の気持ちを知ることで解決の一歩を踏み出せるのです。 

 

今回は、リバウンドを起こすようなダイエットがどうして過食や拒食を引き起こすのかを考えていきましょう。 

 

この記事では、、、

 

 ✅ ダイエットと拒食や過食の関係がわかります 

 ✅ 無意識にしている自分の「我慢」を認識することができます 

 ✅ 続かないダイエットをやめて、ゆるやかなダイエットが続けられるようになります 

 

 

ぜひ参考にしてくださいね。 

 

こちらの記事も参考に〉〉過食とダイエットを繰り返す毎日から抜け出すには

 

 

リバウンドをしやすいダイエットとは 

 

◯何度ダイエットをしても続かない 

◯成功してもすぐに元に戻ってしまう 

◯ダイエットをしながら、過食や嘔吐を繰り返してしまう 

 

そういう人は、自分に合わないような無理なダイエットを続けている可能性があります。 

きつい食事制限や面倒なカロリー計算、無理な糖質制限などをしていないでしょうか? 

あるいは、ずっとは続けられないような過激な運動をやっていはいないでしょうか? 

 

そういう、我慢を強いるような無理めなダイエットは一時的には成功するものの、リバウンドする可能性がとも高いのです。 

 

過食や拒食になりやすい人の特徴 

 

さて、そういう無理めなダイエットをしがちな人の多くは「真面目」であることが挙げられます。 

 

何事にも一生懸命で、真面目に取り組むのはいいのですが、自分の「本当の気持ち」を無視してまで物事を達成しようと頑張ってしまうのです。 

だから、ダイエットにしても、成果が早く出るように無理めできついダイエットをやりがちになります。 

 

対象が「物」だったら、頑張れば頑張るほど目に見える成果が上がるでしょう。 

たくさん勉強をすれば良い成績が取れますし、仕事を頑張れば良いお給料をいただけるかも知れません。 

 

しかし、わたしたちの心は「物」ではありません  

 

もうちょっと食べたいな、今日はしんどいな、と心が悲鳴を上げているのに、それを無視して無理めなダイエットを続けていると、心に負担がかかり、ストレスがどんどん積み重なってしまいます 

しかも、体重は急に減らなくなる場合があるので、頑張ってるのに成果が出ないことでさらにストレスが溜まってしまい、衝動的に過食をしてしまうことがあるのです。

 

さらに対人関係のストレスも 


さらに、対人関係においても我慢をしてしまう人も多いでしょう。
 

人のストレスの9割は対人関係だとも言われていますが、 

 

人に対して 

 

◯甘えることができない 

◯自分の意見を言うことができない 

◯人に頼ることができない 

 

このような人は、常に自分の感情に負担をして「我慢」を続けることで、心にかなりのストレスを抱えてしまいます。  

 

また、心優しい人も多いので、ついつい自分を後回しにしてしまう場合も多いでしょう。 

しかし、そういうことを続けていると、相手に対してだけではなく自分に対しても、常に苛立ちや怒り、不安、悲しみを抱えることにもなります。 

 

悪循環を断ち切るために 

 

そういう、常に我慢をしてストレスフルな人が過激なダイエットでさらに我慢をかさねることで、心がパンパンになって、ついつい過食に走ってしまうようになります。  

 

それは、心が悲鳴をあげている状態なのです 

しかし、「ダイエットしなきゃ」と強い想いもあるので、急いで嘔吐などをして「なかったこと」にしようとしてしまう、、、 

 

これでは抜け出せない迷路を歩いているようなものです。 

ダイエットをして体重が減ったとしても、我慢や心のストレスは解消されていないのですから、リバウンドしてもしょうがないと言えるでしょう。 

 

では、どうすればいいのでしょうか? 

 

無理なダイエットをしない 

 

結果がすぐに出るようなダイエットは、「我慢」を強いることが多いもの。 

極端な食事制限や糖質制限は、「飢餓感」が増し、かえって食べ物に固執してしまう場合が多くなります。  

 

まずは、「お菓子を一切食べない」「ご飯やパンを一切とらない」などと極端なことをせずに  

 

◯お菓子や主食の量を半分にする 

◯散歩やヨガなど、毎日続けられるような簡単な運動をする 

 

など、負担にならないものをできるだけ長く続けてみましょう 

本格的にやりたい場合は、栄養学などに基づいたきちんとしたメソッドを行うようにすると成功します。 


ちょっとしたお菓子は心の癒しや栄養にもなります。
 

いきなり全てを我慢するのではなく、心の負担が少ない量で行うようにしましょう。 

 

ストレスを溜めず気分をリセットする  

 

 

 

対人関係で嫌なことがあった時は、そのまま我慢を続けるのではなく、自分の感情を解放した方が心の負担にはならないのですが、仕事や家庭ではなかなか難しいこともあるでしょう。 

 

そんな時は、気持ちのリセットをしましょう。 

いやな気分を少しでも心から追い出してストレスをいつまでも抱えないようにするのです。 

 

一番簡単な方法は「深呼吸」です。 人の目につきにくく、すぐに効果があるのでおすすめです。  

 

深呼吸には色々な方法がありますが、一番簡単な方法として 

7秒かけてゆっくりと息をすい 

7秒かけてゆっくりと息を出す 

というものがあります。 

 

息を吸う時は、ピンク色や金色の綺麗な空気を体内に取り込むイメージをしながら行い 

息を吐く時は、自分の中のいやな感情や想いを吐き出すようなイメージで行います。 

 

自分の中の「気」が綺麗に入れ替わったと感じたら、気が晴れ、気分もスッキリしているでしょう。 

 

ありもしない妄想をやめる  

 

 

 

対人関係で特にストレスを溜めやすい人は、物事を悪く「妄想」する傾向があります。 

何かハプニングが起きた時、 すぐに人に対する言い訳を考えたり 、自分は関係ないことを証明したくなるようだと 、その傾向が強いと言えるでしょう。 

 

そういう人は、何かが起きた時に、自分が責められたり怒られるイメージをしてしまうのです。 

もちろん、誰だってそういうイメージはするものなのですが、特にストレスを溜めやすい人は、どんどん悪い妄想を重ねてしまって、自分で勝手にしんどくなることが多いのです。 

 

たとえば、上司に「明日、朝一番に会議室に来てください」と言われた場合、「あのことで怒られるのかも、このことを指摘されるのかも」と、ありとあらゆる悪い妄想をして、寝れなくなる、、、 

 

でも、それはただの「妄想」です。 

会議室に行ってみれば、ただ作業を頼まれただけだったりするのです。 

もしかしたら、良いお知らせなのかもしれません。 

 

まだ、起きていないことで、あれこれ妄想するのは、自分を信じていないからです。

自分を信じていないから、他人を信じることができなくなっているのです。 

もっと、自分の可能性を信じてあげましょう。

 

【まとめ】過食や拒食の人がリバウンドしやすいのは 

 

過食や拒食の人は常に「我慢」をしている人が多いと言えます。 

そういう人が、さらにダイエットをして「我慢」を重ねることで、リバウンドしやすくなるだけではなく、過食や嘔吐などのサイクルから逃れることができなくなります。 

 

普段の生活から、できるだけ「我慢」をやめて、心穏やかに過ごすことで過食や拒食が良くなることもあり得ます。 

ダイエットをするなら、もっと緩やかで自分を大切にするダイエットを選びましょう。 

過食などのカウンセリングを行いながら、ダイエットも指導してくれるカウンセラーなどにサポートしてもらうもの確実で安心です。 

 

こちらの記事も参考に〉〉動画で解説!なぜ?糖質制限ダイエットで摂食障害が発症してしまうのか?

 

 

 

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