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【感情は選べる?!】

【感情は選べる?!】

さて、突然ですが、

あなたは幸せでしょうか???

前回から、感情について取りあげていますが、この幸せという
のもひとつの感情です。



 “幸せ”“喜び”“楽しい”“平安”“安らぎ”“穏やか”

これらは、とてもいい望ましい感情です。

一方、

 “怒り” “絶望“  ”悲しみ“  ”不安“ ”恐怖“

といった感情は、避けたい嫌な感情です。

さて、あなたはどちらの感情が好きですか????

もちろん、ほとんどの人は望ましい感情だと思います。

そして、皆がこの望ましい感情を維持できずに苦労してしまいます。

でも、感情は自分で自由に選べるとしたらどうでしょうか???

こんないいことはありませんよね。

今日はその辺を・・・・

さて、

“感情は自分で選べるんですよ”

と聞いていかがでしょうか?

ほとんどの人は、

 “それはあり得ない!!”

と思っているかもしれません。

でも、感情は自分で選べるものなのです。

なぜなら、

“感情は自分でつくりだしたもの”

だからです。

ほとんどの人は、感情は、

“どこかからやってくるもの”

“反射的に湧きあがってくるもの”

だと思っているのかもしれません。

でも、感情は、その仕組みが分かればコントロールできる
ようになっていくものです。

まず、感情はどうやって生まれてくるのか???

それを理解しておくことが大切です。

感情はどこから生まれてくるかというと、それは、

 “思考”

から生まれてくるのです。

 “そんなはずはない!”

と思われるかもしれませんが、その源には必ず思考があります。

 “とにかく嫌”

 “よくわからいけれど不安”

 “とにかくムカツク!”

といったような反射的な感情でも必ずその奥には思考が
隠れています。

思考のスピードはとても早くて掴めないものなのです。

そして、何度も繰り返している思考と感情のパターンは、
正に超高速反応で思考の存在などまるでわからないものです。

でも、必ずそこには思考が介在しているのです。

例えば、

“朝起きたらもう不安で不安でしょうがない”

ということがよくあります。

これなんかは、有無を言わせず、わけもわからず不安

といった感じなのかもしれません。

でも、こんなところにも思考は介在しているものです。

よくよく、掘り下げて思考をみていくと、

また一日が始まり、嫌な上司と仕事をしなければならない!!

といった思考があって、とても不安で嫌な気分になっていた
ということに気づけたりするものです。

でも、そのような思考と感情のパターンは、過去の同じ思考と感情
を何度も繰り返していると、ほんと瞬時に起きてしまい、まるで思考
がないかのように感じてしまうものなのです。

  “どうせ怒られる”
  “また失敗する”
  “結局はうまくいかない”

こんな思考のパターンが不安の自動製造機になってしまいます。

このように、感情というのは必ず思考から生まれているものです。

だから、もうおわかりかと思いますが、感情を選ぶには、

思考を変えればOKなわけです。

思考から感情が生まれるのであれば、感情をコントロールするには

思考を変えられればOKなのだということです。

さて、それえでは思考はどうすれば変えられるのでしょうか?

それも、思考の源を知り変えていけばいいことになります。

でも、ここを掘り下げていくとちょっと難しくなってしまい
また時間をかけて多くを説明しなければならなくなってしまい
ますので今日は簡単な方法を紹介したいと思います。

簡単な方法とは、脳の思考と感情の記憶パターンを上書きして
しまうという方法です。

何か嫌なことが起きると、不安だ、不吉だ、落ち込むといった
思考パターンから感情を引き出す習慣があったとしたら、
その脳のパターンを上書きしてしまえばいいのです。

脳は案外だまされやすいので簡単に上書きができます。

嫌なことが起きた時に次の呪文を何回も唱えるのです。

 “~という嫌なことが起きて、よかった~”

 “~という嫌なことが起きて、私は幸せだ~”
 
 “~という嫌なことが起きて、ありがたい”

何か嫌なことが起きた時に、これらを10回も言っていると
不思議と気分が変わってきてしまいます。

つまり、嫌な出来事に対してネガティブな思考をして
ネガティブな感情を引き出していたパターンが、
嫌な出来事に対して、ポジティブな思考をして
ポジティブな感情を引き出すというパターンに
書き変わっていってしまうということなのです。

騙されたと思ってやってみてください。
効果てきめんでびっくりさせられてしまうものです。
お試しを!!

そして、
同じようなことをやっているのがインナーチャイルドワーク
でもあります。

子どもの頃にできあがってしまった思考パターンを変える
ことによって感情を変えていくことができるようになって
いきます。

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