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【嫌われものの自己中でHAPPYに!?】

【嫌われものの自己中でHAPPYに!?】

あなたは、
自己中の人ってどう思われますか???

自己中の人は嫌われものだし、きっと、
さんも、嫌いだと思います。

でも、ストレスを無くして気楽に生きるには大切な視点で
もあります。
今日はその辺を・・・・



さて、それでは、

自己中心と他者中心、どちらがいいのでしょうか???

自己志向と他者志向という考え方があります。

自己中心と他者中心、それは別の言い方で、

“自己志向と他者志向”

と言われているものです。

さて、ここでいう自己志向とは、体験する外側のものを拠り所・
物差しとせず、自分自身のスピリットを心の拠り所・物差しと
するという意味です。

自己志向の逆が他者志向です。

他者志向であると、私たちはいつも状況や環境、周りの人々、
そして物などの自己の外にある対象に影響されてしまいます。

他者志向的であると、私たちはいつも人から認められることを
求めるものです。

自分の思考や行動が、いつもひとの反応を期待したものになっ
てしまいます。

したがって、いつも心の底には恐れがあるわけです。

さてここで、それがとてもわかりやすい

インド愚話の興味深い教えを紹介したいと思います。

昔あるところに、人生で二つだけのものに価値を見出している
男がいました。

ひとつは、彼の息子、そしてもうひとつは子馬でした。

彼の現実認識はすべて、このふたつの対象、息子と子馬がどの
ような状態であるかということから来ていました。

 ある日、子馬がいなくなってしまいました。

男は、自分が真に価値を見出していたものの半分を失ったため、
荒れ狂いました。

彼はいなくなった子馬のことを考えて深い絶望のなかで過ごし
ましたが、やがて子馬は美しい白い種馬と一緒に戻ってきました。

彼は深い絶望から一転して突如有頂天になりました。

翌日、彼の息子が種馬に乗っていて落馬し、足の骨を折りま
した。それによって、彼 は有頂天の高みから絶望のどん底
へ落ち、苦悩にのたうちまわることになりました。

やがて、政府軍が戦争に連れて行くためすべての若者を招集
にやってきました。
政府軍は村の若者を全員連れていきましたが、この男の息子だけは
足が折れていたため連れていきませんでした。

男はまた絶望のどん底から有頂天になりました。

いかがでしょうか?

この他者依存のお話に終わりはありません。

いつまでもこの繰り返しになってしまいます。

対象物というのは、変化するものです。

私たちが対象物に自分自身の価値や幸せを依存している限り、
本当の幸せを掴むことはできないのです。

さて、頭では理解できたと思います。

でも、実際いかがでしょうか?

これを実践していくことは大変なものです。

世の中は他者志向で成り立っており、私たちはそのような環境
でそのように教えられて育ってきているのですから・・・

それが一般常識となっているのです。

どうやってそこから抜け出せばいいのでしょうか?

それでは、他者志向からの抜け出し方を考えていきたいと思います。

どうすれば他者志向の罠から抜け出すことができるのか???

まず、あなたの抱えるストレスを見ていきましょう。

他者志向というのは、外の現象に振り回されたとても
ストレスフルな状態です。

 つまり、あなたが他者志向なのか自己志向なのかを判断していく
基準として、あなたの抱えるストレスの具合が、

どのようであるのか?

によって見ていくことができるということでもあります。

あなたは、

  ストレスを抱え悩んでいますか?

  ストレスから自由でいられていますか?

例えば、

 あなたは、
   怒りっぽいですか?

   悲しい気分ですか?

   いつも何か心配ですか?

   いつもイライラしていませんか?

   いつも気持ちが沈んでいませんか?

   いつも物事に集中できない!ということはありませんか?

  さて、あなたはいかがでしょうか?

  これらに半分以上あてはまるようだと、あなたはストレス
フルであり、他者志向である可能性が高いと言えるでしょう。

  ひとつの大きな判断の材料となるものです。

  少し時間を取って自分自身を振り返ってみましょう。

さて、ここで重要なストレスとは何なのか? ということを
もう一度確認して、少し見直していきたいと思います。

ストレスとは、生物学的には何らかの刺激によって生体に生じ
た歪みの状態を意味しています。例えば、ボールに圧力がかか
って、ひずんだような状態のことをいいます。

このとき、ストレス状態を引き起こす要因を「ストレッサー」
といいます。

「人間関係」や「仕事の忙しさ」や「環境の変化」などが
「ストレッサー」に当たります。「ストレス」とは、
「ストレッサー」が加わって、「心身に負荷がかかった状態」
であると考えられています。

ただ、この定義であると少し考え難いところもありますので、
ここでは、もう少しわかり易く単純化して考えていきたいと
思います。

ここでのストレスの定義は次のように考えたいと思います。
 
“ストレスとは、期待と現実(幻想)のギャップである”

 例えば、

 “彼に今日の午前中にメールを送ったので、今日中に返事は
来るだろう”

  という期待。

  “彼からのメールの返事は深夜0時を過ぎてもまだ来ない”

  という現実。

  この期待と現実のギャップで生じてくる気持ちや感情を
“ストレス” と呼びたいと思います。

さて、
ここには、メールは数時間で返事をすべきという彼への期待
があります。

そうして、現実の捉え方ですが、事実はまだメールが来ない
ということだけです。

でも、この事実に様々なものを付け加えてしまっているのが、
人それぞれの現実の捉え方です。

 例えば、

 ”彼は他の女性と一緒にいてメールが打てないのかもしれない・・・・”

 ”彼は、私のメールをうっとおしいと思っているのかもしれない”

 ”私は、彼に嫌われてしまったんだ!”

 などなど、メールがまだ来ないという事実だけでいろんな
捉え方をしてしまうわけです。 

これでは、現実が幻想になってしまっているわけです。

このような大きな期待とネガティブな現実の捉え方があると、

   そのギャップはどんどん開がっていって、

   ストレスは増すばかりです。

   また、別の例として、

      お母さんに、

“学校で嫌なことがあって勉強に集中できない”

という気持ちをわかって欲しい“

という期待があったとします。
 
でも、

”お母さんは、早く勉強しなさい! 成績が悪いのだから!“

 と怒るばかりという現実。

この、

“わかって欲しいのに、わかってくれない!!”

と言う期待と現実のギャップの思いが大きなストレスになります。

 ここでは、お母さんに、

  ”言わなくてもわかってよ”

 ”怒らずに優しく受け容れて欲しい”

 という期待があります。

そして、現実の捉え方としては、

 ”お母さんは怒ってばかり”

 ”お母さんは私を嫌っている”

 ”私はお母さんに愛されていない”

 といったような捉え方をしています。

 事実は、”勉強しなさい!” と言っているだけなのに・・・・・・

ここには、思い込みがあるわけです。

思い込みで、高い期待をしたり、現実を様々にネガティブに
捉えて、幻想を描いてしまうので、ストレスは増すばかりです。

ストレスは、このように期待と現実(幻想)のギャップで生じ
てくる気持ちや感情であると考えたいと思います。

そして、過去のストレスを心の傷、現在のストレスを悩み、
未来のストレスを不安と捉えていきたいと思います。

このようにストレス捉えていくと、そこからの抜け出し方
が少しずつ見えてくるものです。

他者志向のストレスフルな状態からの抜け出し方については
ひきつづきまた次回以降で・・・・

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