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対人関係で浮上する“いい人でいたい!”

対人関係で浮上する“いい人でいたい!”

前回は、コミュニケーションをしていく上で重要になってくる
“相手への気配り”について少し触れました。



相手か自分かという二元論的なところがあると、相手を優先して、
自分の気持ちを切り捨ててしまう。相手か自分かという二者択一的
になってしまい、どうしても相手を優先してしまう。。。。

そうなってしまうと、本来の自分でいられないから辛くなってし
まって、結局、人と距離を取るようになってしまい、さみしさや
孤独感に苛まされることになってしまう。

さて、今回は、この本来の自分でいられなくなってしまう原因と
なっている“仮面”について考えていきたいと思います。

さて、 

本来の自分を隠してしまう“仮面”のお話なのですが、
仮面と一言でいっても様々な仮面があります。

人は誰もが何らかの仮面をかぶっているもの。

例えば、いい人仮面、、逃避仮面、依存仮面、コントロール仮面、
マゾヒスト仮面、頑固仮面などなど。

今回はそのなかでも重要な

“いい人仮面”

について少し考えてみたいと思います。

“いい人”

と思われたい人は多いかと思います。

いい人でいたいのは、

社会の枠組みから外れたくない、

仲間はずれにされたくない、

常識的でありたい、

安全でありたい、

嫌われたくない、

生きていく上での安全・安心を保ちたい・・・・

といったような、安定した人生を歩んでいく上で、
不可欠の仮面のようです。

さて、この“いい人仮面”

ずっと、かぶっているとどうなると思いますか?

そうです。

自分がいなくなってしまうのです。

いい人は、

わがままを言いません。

ネガティブなことも言いません。

ノーは勿論いいません。

いつも周りに配慮して周りに合わせていきます。

自己主張も勿論しません。

さて、どうでしょう。

自分がどんどん消えていきます。

本当の気持ち・感情はどんどん抑圧されていきます。

これをやっていると、どんどん苦しくなっていきます。

いい人を演じていると、本心を言ってないので、
相互理解というものができません。

当然、自分の理解者はどこにもいなくなってしまいます。

誰もわかってくれない。

孤独でさみしい・・・・

本心を言っていないのだから、当然そうなっていって
しまいます。

さて、それでは、そういう場合はどうしていけばいい
のでしょうか?

そこはまた次回に・・・

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