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本当の自分のためのアウェアネス (対人関係療法などのカウンセリング)

本当の自分のためのアウェアネス (対人関係療法などのカウンセリング)

本当の自分とサブパーソナリティの続きです。

「誰の中にもいろいろなサブパーソナリティがいる。

そのことが異常でも、いけないことでもない。」

「私たちは無意識に同一化しているものに振り回される。

そこから脱同一化することで、それを方向づけることができる」

サブパーソナリティに気づかずいることで、振り回されることがよくないのです。

まずは、「自分の一部」がイコール「全自分」となって、つまり同一化して、

振り回されていた状態から、自分の中のサブパーソナリティの存在に気づくこと、

そして、サブパーソナリティのどれもがイコール自分ではないことに気づくことです。

本当の自分に気づき、強化することは、以下の段階の前提になります。

1、そのパーソナリティの存在に気づく
2、それが存在する、自分の中にあるという事実を受容する。尊重する。
3、その存在の意味を深く理解する。
4、今までのことをねぎらい、感謝する。尊重して、共感的に暖かく受容する
5、その存在を分かった上で、今後は、他のサブパーソナリティも含めた全体

  としての調和を図り、自分の進めたい方向の中で、このサブパーソナリティも

  生かす。
  全体を指揮していくのは自分であることを自覚し、サブパーソナリティ

  にもそのことを伝える。

気づき
→受容
→理解
→感謝
→調和

というように、まずは自分の中のサブパーソナリティに気づき、それを受け

入れ、理解してあげて、感謝して調和していくというステップがとても大切

になっていきます。

このような気づきと感謝や調和が、“本当の自分”を成長させていくための

サポートとなっていくのです。

ここでは、サイコシンセシスの方法論を中心にご紹介しましたが、他にも同じ

ような手法はたくさんあります。

その基本はまずアウェアネス(気づき)にあります。

まずは、自分の意識に気がつく。

そして、更に集中し洞察することによって、本当の自分とそうでない自分という

ものに気づき理解し深めていく・・・

そこには、知識や常識や過去の経験、感情や考えや様々な情動があります。

それらをしっかりと客観視できて振り回されない自分を創りあげていくのです。

その際たるものが、“瞑想”ではないかと思います。

でも、瞑想を一人でやってその境地に行き着くのは大変なものです。

それをサポートするツールとして、現代の心理療法があるのだと思います。

是非、興味があれば心理療法の門を叩いてみてください。

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