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本当の自分とサブパーソナリティ  (対人関係療法などのカウンセリング)

本当の自分とサブパーソナリティ  (対人関係療法などのカウンセリング)

サブパーソナリティのお話の続きです。

普通の人は、


”意地悪な自分”

”とても凶暴な自分”

”批判屋さんの自分”

”とても寂しがりやの自分”

”とてもポジティブで前向きな自分”

などなど、

様々な自分が共存しているのが普通です。

これらの様々な自分は、サブパーソナリティと呼ばれています。

さて、それでは、一方の

“本当の自分”とは???

ということになります。

本当の自分とは、

それら自分の中にあるサブパーソナリティを統括するオーケストラの指揮者

のようなものと考えていただくといいかと思います。

それぞれ個性的なサブパーソナリティが混乱のないようにひとつにまとめていく

必要があるのです。

大切なのは、本当の自分をしっかりと捉えながらネガティブなサブパーソナリティ

を肯定的に方向付けていくことです。

本当の自分が、自分自身を癒し解放していくのです。

”小さな自分に振り回されないことが大事”

なのです。

普通は、自分だと思っているのは、この小さなサブパーソナリティの自分

であることが多いようです。

自己(セルフ)イメージとよく言われますが、そのセルフイメージの捉え方

というのがとても大事になってきます。

サブパーソナリティと自分を同一視して、副人格が失敗するとこのセルフイメージ

を思い切り下げてしまう。

または、ひとつの失敗ですべてがダメだというレッテルを貼ってしまう。

サブパーソナリティ=本当の自分=その人そのものとみてしまうということ・・・

私たちには、色々なサブパーソナリティがあって多様な面を持ち合わせています。

でも、私たちはこのサブパーソナリティレベルで自分も他人も捉えているので混乱が

起きてしまうのです。

まずは、自分にも他人にも「様々なサブパーソナリティ」が存在するのだということを理解

してください。

きっとそれだけでも大分楽になるはずです。

そして、そのサブパーソナリティをたとえどんなにネガティブなものであっても否定的に

捉えて問題視しないことです。

実際、そんなサブパーソナリティに気が付いて、よくない、変えよう、排除しようと思っても、

サブパーソナリティには強力なエネルギーがあって、何度も反復的に出てくるために、そう

簡単に変われるものではありません。

無理矢理抑え込もうと蓋をしてしまうと、エネルギーの行き場がなくなりいつ爆発してもおか

しくない状況になってしまいます。

それが、病気の原因になったり、精神的な不安定に繋がったり、大きなトラブルの原因にな

ってしまったりするのです。

続きはまた・・・

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