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摂食障害克服で大事な感情レベルのコミュニケーション (コラムレッスン)

摂食障害克服で大事な感情レベルのコミュニケーション (コラムレッスン)

こんにちは。

過食症・拒食症の摂食障害カウンセリング

の福山です。

 

前回のコラムレッスンの続きになります。

 

 

◆何があなたを押えつけているのか?

   それでは、

“何があなたを押さえつけているのか?”

 

ということを考えていきたいと思いますが、その上で、わかり易いように、

 

人間の意識を、

 

“頭、感情、欲求、要求”

 

といった4つのレベル分けて考えていきたいと思います。

 

   1、頭

     まず、頭のレベルですが、ここで言う“頭”は、論理的な思考であっ

たり、知識といった、感情を捨てた思考レベルの事を指しています。

 

     その頭の思考レベルで、ミュにケーション上問題となり易いのが、

      <レッテル貼り> <先入観> <二元論的分類> <責任逃れの論理>

     などの4つの項目です。

 

     <レッテル貼り>

       すぐに評価を下す。 ほんの一面しかみていないのに、すべてを

       見たような気になる。過度の一般化。

 

例えば、

 

“ロック”=反社会か

 

   “ピアス”=非行・不良・怠惰

 

         外見だけで、不安や不信感を抱いてしまう。

 

        ひとつの出来事で、人格全てを否定しまう。

 

     また、

一度遅刻してきたら、あいつはダラシナイダメ人間だ!

        といったように決めつけてしまうようなケースです。

 

     <先 入 観>

        先入はわかりやすいと思いますが、例えば、

 

        「男は皆、下品で暴力的だ」「女は運転が下手だ」

        「政治家は腐っている」「役人は怠け者だ」

         「いいお母さんは、~でなければいけない」

         「いい子は、~するものだ」

          「上司は~であるべきだ」

     といったように、「~しなければいけない」「常識的に~すべきだ」

    「一般的に~」「~すべき」というフレーズがつけられるものです。

 

<二元論的分類>  

  よく白黒思考とか、オールオワナッシングと言われるものです。

  例えば、   

  「自分を大切にするか/ 人を大切にするか」

   「自分の気持ちを押し殺すか/人の気持ちを無視するか」

これは、「自分と人を同時に大切にすることはできない」

 

    「自分を偽らなければ人と仲良くなれない」

 

と認めているようなものです。

 

     <責任逃れの論理>

         「私が悲しい思いをしているのは、両親が~だからだ」

         「私が怒っているのは、あたなが、~したからだ」

         「これは規則だから・・・」

         「そう言われたから・・・・」

         「~の時間だから」

         「ほかに方法がなかったから」

 

2、感情

      あなたには、

 

“感情よりも頭で考えたことを大切にしてしまう”

    

       ということはありませんか?

 

                     子どもの頃に、感情を抑え、「正直になる」よりも「いい人」に

      なることを覚えてしまう。

 

      ①大人であることは、できるだけ自分を出さないようにして、

       決して人の迷惑にならないように行儀よく会話することだ。

 

      ②人に好かれ、自分の居場所を確保するためには、自分の思った

       ことや、やりたいことをするのではなく、人が望むことをしなく

       てはいけない。

 

       自分に正直になったら、人から嫌われる。

 

      そのような考えに捉われていませんか?

 

 

3、欲求

     自分の心の声に耳を傾けられなくて、どうして人の気持ちを理解で

     きるでしょうか?

     自分と向き合うことができなくて、どうしてのびのびとした広い心

     で人と向き合うことができるでしょうか。

     自分の矛盾を受け容れられなくて、どうして人の矛盾を受け容れる

     ことができるでしょう。

 

     だから、私たちは、まず自分の欲求を聞いてあげる必要があります。

 

     ◆自分の欲求を切り捨てたツケがもたらすもの

 

       ①個人的な事柄に関して決断できない

       ②人目を気にする

       ③いい人になる

       ④権威を振りかざす

       ⑤あきらめる

 

     ◆わかってもらえないと思ったら

 

①   人が自分を評価し、受け容れ、理解してくれるのを、ただそうして欲しいという思いで待っているだけではないでしょうか。

 

②   人の目や人の意見を気にして何もしないのではなく、自分で自

 分の欲求を解決しようとしているでしょうか?

 

③   まわりに流されて不平を言ったり腹を立てたりしているだけでなく自分らしさを大切にして、自分のアイデンティティを貫いているでしょうか?

 

      ④言い訳したり、自分を責めたりせずに自分が望むことをして、

       しかも自分は自分だと安心していられるでしょうか?

 

④   人に苛立ちをぶつけたり、あるいは人に権威を振りかざしたり

することなく、自分の内面の力を感じ、安定した状態でいられる

でしょうか?

      

      こうして、自分の欲求を理解し、自分でそれを満たそうという気持

      ちになれば、人に対して漠然とした不満をぶつけるのではなく、よ

      り具体的で、相手から見ても受け容れ易い要求が出来るようにな

ります。

 

4、要求

      ただ、待っているのはやめて、具体的な要求をすることが大切です。

      自分の欲求に対して行動を起こす責任は自分にあります。

      つまり、自分を満足させる責任は自分にあります。

 

 

今回はコミュニケーションの4つのレベルについてでした。

次回は非暴力コミュンケーションについてまとめていきたいと思います。

 

 

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