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対人関係療法と仮面と摂食障害と

対人関係療法と仮面と摂食障害と

対人関係療法と密接に繋がってくる 

仮面の続きになりますが、仮面には、

・いい人仮面

・強い人仮面

・クールな人仮面

の3タイプがあるということでした。

仮面は、よく言われている、”いい人仮面”だけではないのです。

対人関係療法でも、ここがひとつの大きなポイントになってきます。

その仮面は、

幼少の頃に何らかの心の傷を母親との関係性の中で負ってしまい、それ以外の場合もありますが、

そのような心の傷を隠すために仮面をかぶっていくということでした。

本当の自分が傷ついてしまったので、どんどん本当の自分を隠していきます。

子どもにとって、お母さんは絶対的な存在で、ちょっとしたことで、傷ついてしまうのです。

特に対人関係のコミュニケーションに影響を与える心の傷としては、

   泣いて訴えたのにわかってもらえなかった、

   何かしようと思っていたら先回りされてしまった、といった過干渉

   話かけたり、相談したりしたのに聴いてくれなかった、

   自分の意見を言ったら否定された・・・・・・

などなど、ちょっとしたことで傷つき、自分を制限するようになってしまいます。

そうして、この傷によって、信念=コアビリーフを抱えてしまます。

コアビリーフとは、人生を制限してしまうような信念です。

特に、対人関係のコミュニケーションに影響を与えるコアビリーフには、

  

   ・どうせ私はダメ人間

   ・嫌われたらどうしよう

   ・批難されたらどうしよう

   ・見捨てられたらどうしよう  

  
   ・どうせわかってもらえない

   ・黙っているのが平和

   ・皆に合わせていればいい

   ・ノーは絶対に言えない

といったようなものがあります。

本当の自分が傷つき、仮面をかぶるようになって、

仮面がこのような信念を抱え、その仮面で対人関係のコミュニケーションをしていくと、

様々な対人関係上のうまくいかないコミュニケーションをしてしまいます。

対人関係療法で取りあげている典型的なパターンが次のようなものです。

  ・あいまいで間接的な非言語コミュニケーション

  ・不必要に間接的な言語的コミュニケーション

  ・自分の言いたいことは伝わったという思い込み

  ・自分が理解したという思い込み

  ・沈黙

このようなコミュニケーションをやってしまうと対人関係はうまくいかなくて当然です。

そこに対人関係のストレスが生まれてしまい、持って行き場のない感情を抱えてしまい、

それが摂食障害のエネルギーになっていってしまいます。

ここを理解していくことが、摂食障害の克服にはとても大切なところです。

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