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摂食障害の仮面とその奥に抱えるネガティブな思い込み! コラムレッスン

摂食障害の仮面とその奥に抱えるネガティブな思い込み! コラムレッスン

◆摂食障害の仮面とコアビリーフ=信念

それでは、摂食障害の仮面やコアビリーフは実際どのようにできあがっていき、具体的にはどのような影響を与えていくのかについていて見ていきたいと思います。

 

 

例えば、2人の人生を見てみましょう!! 

 

それでは、ここで二人の女性の人生の違いを見て

いきます。一人は本来の自分を生き抜く自己実現

できた女性。 名前を真美さんとします。

もう一人は仮面に支配された人生を歩む女性です。

名前を佳子さんとします。

 

自己実現できた真美さんは、今は願いが叶いパティ

シエとして自分のお店持ち生き生きと人生を歩む35歳。

 

一方、仮面に支配された桂子さんは、結婚して共働きで仕事を

しながら子育てをする35歳の主婦。 一見幸せそうに見えます

が、影で過食嘔吐を繰り返す摂食障害の病気を抱えています。

 

真美さんは、結婚はしていませんが、自分の念願であった自分

の店をもつことができてとても充実した幸せな気持ちに満たされ

ています。

 

さて、桂子さんは一流会社に勤めそこで夫とも出会い結婚し、

子どもも一人も設けて幸せそうに見えますが、実際は多くのストレス

を抱えた辛い人生を歩んでいます。

 

さて、

それでは、少し二人の生い立ちを見ていきましょう。

 

まず真美さんです。真美さんはとても仲の良い夫婦

の家庭に一人娘として生まれました。

 

お母さんは専業主婦でいつも真美さんの近くにいて、

無条件の愛情を注いでくれました。

 

小学生ぐらいの頃からお母さんとよく一緒に料理や

お菓子作りをするようになり、将来はパティシエになっ

てお店を持ちたいという夢を持ち始めます。

 

一方、桂子さんは、共働きでいつも忙しい両親のもとに二人娘の

長女として生まれます。

 

両親の仲はあまり良くなく、桂子さんはいつも両親の顔色を伺い

ながらなんとか平和を保つように振る舞うようになります。

 

また、両親はとても厳しくいつもお姉ちゃんなんだからしっかり

しなさいと言い、叱られるのはいつも長女の桂子さんでした。

 

 

そのような家庭で育った真美さんは、いつも愛情に包まれていた

ので安心感があり、自分にも自信を持っていました。

 

一方、桂子さんは、いつも不安を抱えていて、自信のない自分嫌い

の中学生に育っていきます。自分の容姿にも大きなコンプレックスを

抱えていました。

 

さて、そのような2人が中学生になってダイエットを

始めます。どちらも少しぽっちゃりしていて気になり

始めたようです。

 

真美さんは料理やお菓子作りが好きで食べることも

大好きなのですが、さすがに年頃でダイエットを始め

ます。でも、少し始めたところで挫折してしまい、まあいいか

と思い止めてしまいます。

 

 

一方の桂子さんは、同級生の男の子にデブとバカにされたこと

もあり、また容姿へのコンプレックスも相まって徹底的にダイエット

をしてしまいます。完璧主義で心配症の桂子さんは完璧にやり

過ぎてとうとう拒食症になってしまいます。

 

 

拒食症になってしまったのは、両親の仲が悪く家庭での居場所

がなかったことや、とても不安で自己否定感が低く自信のなかった

自分に唯一うまくいって自信を持てたのがダイエットだったという

理由も大きく影響しています。

 

 

両親は拒食症になった桂子さんを心配して病院に入院させて

体重を戻すことはできたのですが、根本的な自信がなかったり、

コンプレックスを抱えていたり愛情不足で不安定な精神状態には

変化がなかったので、やがて過食嘔吐へと移行してしまいます。

 

 

真美さんは無事希望だったパティシエの専門学校

を卒業してパティシエの道を歩み始めます。

性格は明るくオープンでおおらかな性格に育って

います。

 

一方、桂子さんは、両親に言われたように一生懸命

勉強をして、両親が薦めた一流大学に入学して、

無事、両親が望むような一流会社に就職します。

桂子さんは、いつも両親の言うことを聞くイイ子で、

周りの人からもいつも明るくて社交的でよく気がきくイイ子

だと言われていました。

 

 

でも、桂子さん本人はとても自己否定的で人づきあいがとても

嫌いでした。 人と会った後などは疲れきってしまいげっそりでした。

 

 

そんな二人が35歳になって、真美さんは充実した人生。

一方の桂子さんはストレスまみれの最悪の人生。

 

 

桂子さんに一体何があったのでしょうか。

桂子さんは、いつも周りに気を配るいい人仮面をかぶっていました。

両親の前でも、夫の前でも、職場でも、友達と会っていても・・・・・

すべての人間関係が大きなストレスになっていたのです。

 

 

心の傷は、サブセルフ=仮面を作りあげ、

ネガティブな自己イメージをつくりあげていきます。

桂子さんは子ども頃に満たされない愛情欲求を抱え、

皆に愛されるようにと、“いい人仮面”をかぶって

人生を歩んでいくことになります。

 

 

いい人仮面の奥にあるコアビリーフ=信念は、

 

 

◆私はありのままの自分では愛されない

◆私は他の人に服従しなければいけない 

◆私は自分を犠牲にしなければいけない

 

 

といったようなものでした。

 

仮面人生は、やがてその抑圧された感情のストレス

に耐え切れなくなり、代償行為をするようになります。

 

 

 

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